2019/09/20:Java基礎(クラスの利用・コンストラクタ)
クラス変数、クラスメソッド
オブジェクトを作成する事によりそれぞれのオブジェクト毎、フィールドの値があり、各オブジェクト毎にフィールドの値を格納する
事ができ、フィールド内の値(変数)は「オブジェクトに関連付けられている」という事がある。
オブジェクトに関連付けられているフィールドをインスタンス変数という。
オブジェクトに関連付けられているメソッドをインスタンスメソッドという。
クラスではオブジェクトに関連付けられていないメンバを持つ事が出来、これを
「クラス全体に関連付けられている」とうことがある。
クラスに関連付けられているフィールドをクラス変数という。
クラスに関連付けられているメソッドをクラスメソッドという。
構文
クラス変数の宣言
class クラス名
{
static 型名 クラス変数名;
・・・
}
クラスメソッドの定義
static 戻り値の型 クラスメソッド名(引数リスト)
{
文;
・・・
}
クラスメソッドの呼び出し
クラス名.クラスメソッド(引数リスト);
クラス変数・クラスメソッドにはstatic修飾詞を付ける。
オブジェクトを作成しなくてもクラスメソッドを利用できる。
クラスライブラリ
文字列を扱うクラス
Stringクラスは文字列(string)の概念をクラスとしたもので、"Hello"や"こんにちは"のような具体的な文字列は、
このクラスから作成されたオブジェクトと言うことです。
Stringクラスは、一旦作成したオブジェクトの内容(文字列)を
変更することが出来ない為、=で代入を行っても、内部的には
上書きをしている訳ではなく、別のメモリの場所に作成して
参照先を変えていると言うのがStringの実体であり、メモリを無駄に
消費する点や処理速度の兼ね合いから現場等ではあまり使われていない。
そこで、StringBufferクラスの利用する事で回避できる。
例:文字の長さと文字を取り出す。
例:大文字と小文字の変換をする。
例:文字を検索する。
ラッパクラス
Integerクラスは「int型」に関する様々な機能を提供するクラスで、基本形に関するクラスは、ラッパクラス(wrapper class)とも呼ばれる。
ラッパクラスには、Integerクラスの他にも下記のようなものがある。